Windows8インストール後にHDDとSSDを交換した
最近ASUSの小型PCを買いました。
プリインストールはWindows7でしたが、Windows8が1200円キャンペーン中だったのでWindows8にしました。
でもCPUが非力なので、HDDをSSDに交換して少しでもレスポンスを早くしようと思ったのです。
Windows10の場合はこちら
HDDをSSDに入れ替える
小型PCだけあって、最初から内蔵HDDが2.5インチでした。
なのでハード的にはSSD(通常2.5インチ)と入れ替えるだけで終わりです。
デスクトップPCは3.5インチなので2.5インチ変換アダプタが要るのですが、今回は不要でした。
内蔵HDDをSSDに取り替える前に、HDDの中身をOSごとSSDにコピーしなければなりません。
2.5インチSSD/HDDを外付けできるものが必要ですね。
2.5インチ外付けHDDケースを買う
今回用意したのは
ロジテックのLHR-PBGU2/Sです。
添付のHDD引っ越し用ソフト「HDD革命」は使うつもりがなかったのですが、たまたま在庫があったものがコレだったので買いました。
下のようなUSB3.0のものがあればよかったのですが在庫がありませんでした。
せっかくだから「HDD革命」を使ってみようと思ったら、
Windows8に対応してないのでインストールすら出来ませんでした。
OSごとHDDからSSDへコピーする
- ※Windows上で行う簡単な方法は「EaseUS Todo Backupを使ってWindows8.1のHDDクローンを作成」に書きました。
いつも通り、
EaseUS Disk Copyでやります。
HDDからSSDへのコピーの場合、通常は容量が少なくなるため、OSが入っているパーティションのサイズを事前に小さくする必要があります。
手順としては、コピーする前に
HDDのパーティションサイズをSSDの容量以下に変更します。
あとは、
SSDを外付けUSBドライブとして接続します。
次にEaseUS Disk Copyを焼いたCDでブートして、ディスクを丸ごとコピーします。
(反対にSSDを内蔵、HDDを外付けにするとEaseUS Disk Copyがエラーになったりするときがありました)
これで無事HDD→SSDへコピーが出来たら、HDDとSSDを入れ替えて起動します。
起動はOK!
ですが、BIOSを見てたらSATAがIDEモードで動いてました。
BIOSでIDEモードからAHCIモードに変更する
Windows8インストール後にIDEモード→AHCIモードに変更して起動すると
「問題が発生しました」
と水色のバックの画面になり起動しませんでした。
Windows7ではレジストリ変更で対応しましたが、Windows8に同様のレジストリ項目はありません。
Windows8ではセーフモードのみで行けるようです。
(1)IDEモードで起動する
(2)ファイル名を指定して実行でmsconfigを起動
(3)ブートタブでセーフブート+最小にする
(4)シャットダウン
(5)BIOSでIDEからAHCIへ変更
(6)起動
(7)セーフモードで起動するのでAHCIドライバで動いているかデバイスマネージャーで確認
(8)ファイル名を指定して実行でmsconfigを起動
(9)ブートタブでセーフブートのチェックを外す
(10)再起動
これで大丈夫でした。
内蔵HDDを外付けHDDとして活用
SSDの代わりに取り外したHDDは容量が500GBありました。
もったいないので、今後は外付けHDDとして活用します。
Logitecハードディスクケースに500GBのHDDを入れ、外付けデータ用HDDとして接続します。
外付けHDDを接続するとブルースクリーン
BSODです。
青い画面に
DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
usbfilter.sys
のように、いろいろメッセージが出力され起動しません。
外付けHDDを外すと起動します。
メッセージ通りusbfilter.sysが怪しいようです。
AMD USBフィルタードライバをアンインストール
コントロールパネルのプログラムと機能からAMD Catalyst Install Managerを選び、AMD USBフィルタードライバのみ選んでアンインストールします。
これをやったら無事、外付けHDDを接続したままWindowsが起動できました。
でもHDDが見えませんでした!?
HDDがオフライン
メッセージが
「オンラインである他のディスクと署名が競合しているために、ディスクはオフラインです」
だそうです。
この状態はコマンドで直せるそうです。
コマンドプロンプト(管理者)を起動して
(1)diskpartコマンドを実行
(2)list disk ← ディスク一覧
(3)select disk 1 ← オフラインのディスク番号
(1)~(3)までは以下の画像参照
(4)online disk ← ディスクをオンラインに
(5)attribute disk ← ディスクの属性をチェック
(4)~(5)までは以下の画像参照
これでオンラインに出来ました。
おわり。