省電力4コアのIntel Celeron J1900とAMD A6-1450
最近のCPUは、どんどんコア数が増えていってますね。
それでも、省電力・コンパクトにしたいという欲求はあるわけです。
ということで、
4コアなのに、省電力なCPUを比べてみました。
また、同じようなモバイル用CPUも比較してみました。
すべてWindows8.1です。
新しい記事→ベンチマークPentium N4200 vs Celeron N2808 vs Atom x5-Z8550
比較したCPUたち
Intel Celeron J1900
- 4コア4スレッド
- 2GHz
- TDP:10W
- Intel HD Graphics
オンボードCPUマザーに載っていた奴です。オンボードCPUは楽でいいですよね。ファンレスも保証されますし。
ASRock アスロック M-ATX マザーボード Celeron J1900 4コア Q1900M
に載ってました。これは、デスクトップ用メモリが使用でき、大変便利です。
体感速度は、普段使いにほぼ困る事のない、高速さです。
AMD A6-1450
- 4コア4スレッド
- 1GHz
- TDP:8W
- AMD RADEON HD8250
ACERのノートに搭載されていたものです。ノートなので1GHzと抑え気味になっていますね。
タッチ液晶で、機能的にも新しいものです。
ノートなので、もっさり気味です。
Intel Celeron 847
- 2コア
- 1.1GHz
- TDP:17W
- Intel HD Graphics
東芝のノートに搭載されていたものです。割とスタンダードなCPUですね。
ノートなので、ややもっさり気味です。
AMD E2-1800
- 2コア
- 1.7GHz
- TDP:18W
- AMD RADEON HD7340
HPのノートに搭載されているものです。はっきりいってもっさり感たっぷりです。
Windows8.1でないと、遅くて耐えられないかもしれません。
ただし、ゲームは遅くはないですね。
Intel Core i3-3217U
- 2コア4スレッド
- 1.8GHz
- TDP:17W
- Intel HD Graphics 4000
サブ用デスクトップのものです。キビキビ動きます。普段の用途では何をしても大丈夫です。
Intel Core i5-3570K
- 4コア4スレッド
- 3.4GHz
- TDP:77W
- Intel HD Graphics 4000
今使っている普段用デスクトップのものです。比較用に。
もっさり感など微塵もありません。
ベンチマーク結果
Intel Celeron J1900
Windowsエクスペリエンスインデックス
ちはやローリングWE1.10
AMD A6-1450
Windowsエクスペリエンスインデックス
ちはやローリングWE1.10
Intel Celeron 847
Windowsエクスペリエンスインデックス
ちはやローリングWE1.10
AMD E2-1800
Windowsエクスペリエンスインデックス
ちはやローリングWE1.10
Intel Core i3-3217U
Windowsエクスペリエンスインデックス
ちはやローリングWE1.10
Intel Core i5-3570K
Windowsエクスペリエンスインデックス
ちはやローリングWE1.10
比較グラフ
体感では、
i5-3570K > J1900 >= I3-3217U > A6-1450 > Celeron 847 > E2-1800
なのですが、ベンチマークでは、プロセッサの値が体感に近い順番になっていますね。
ノートとデスクトップでまた違いますし、SSDにすると快適になりますので、それだけで他にもあてはまるわけではありませんが。
TDPからみるとJ1900は、凄いと思います。