ベンチマークPentium N4200 vs Celeron N2808 vs Atom x5-Z8550
最近メインPCではないPCにAtom系列の
CPUが多くなってきました。
ですが、性能が良く分からないので比較してみました。
比較するCPU
Intel Celeron N2808
- 2コア2スレッド 1.58GHz(バースト 2.25GHz)
- キャッシュ 1MB
- SDP:3W(TDP:4.5W)
- グラフィック ベース:311MHz バースト:792MHz
- ノートPC向け (Bay Trail-M)
- 第3世代
Intel Atom x5-Z8550
- 4コア4スレッド 1.44GHz(バースト 2.4GHz)
- キャッシュ 2MB
- SDP:2W
- グラフィック ベース:200MHz バースト:600MHz
- タブレットPC向け (Cherry Trail)
- 第4世代
Intel Pentium N4200
- 4コア4スレッド 1.1GHz(バースト 2.5GHz)
- キャッシュ 2MB
- SDP:4W(TDP:6W)
- グラフィック ベース:200MHz バースト:750MHz
- デスクトップ・ノートPC向け (Apollo Lake)
- 第5世代
です。
ノートPC、NUC等に搭載されているものです。
さらに参考としてデスクトップ用Core i3を用意しました。
Intel Core i3-7100
- 2コア4スレッド 3.9GHz
- キャッシュ 3MB SmartCache
- TDP:51W
- グラフィック ベース:350MHz 最大:1.1GHz
- デスクトップ向け(Kaby Lake)
- 第7世代 i3
なんだかi3だと全然違いますね。
Windowsエクスペリエンスインデックス
グラフ化しました。
世代順ではあるのですが、タブレット向けのx5-Z8550が意外に速いです。
周波数などのスペックでは全く分かりませんね。
PCMark 10
ゲームのベンチをとったところで実用性が分からないためPCMark 10を使用してみました。
Essentials
EssentialsはPCの基本性能を測ります。
App Start-up:アプリケーションの起動速度
Video Conferencing:ビデオ会議の処理性能
Web Browsing:Webブラウジングに関連する処理性能
です。
順当といえば順当です。アプリを起動してしまえば、映像関連はそんなに弱くないのかなと思いますね。
Productivity
ProductivityはOfficeのようなビジネスソフトの処理性能を測ります。
Spreadsheets:表計算ソフトでの処理性能
Writing:ワープロソフトでの処理性能
です。
全体的にあまり得意ではなさそうですね。特にx5-z8550が不得意っぽいです。使っている分にはそんなに気になりませんが。
Digital Content Creation
Digital Content Creationは映像コンテンツの制作処理の性能を測ります。
Photo Editing:写真編集に関する性能
Rendering and Visualization:3Dグラフィックスのレンダリング性能
Video Editing:動画編集に関する性能
です。
内蔵グラフィックスにも関連する性能ですが、物凄い差があるようなないような。CPUの性能があればあるほどいい分野だからでしょうか。
まとめ
ベンチマークだと結構差がでるので、用途にあったものを購入しましょう。