USB3.0の外付けHDDは高速なのかSSDと比べる
あけましておめでとうございます。
最近PCをSSDにしたら起動が速い!
でも使ってる分には、あんまり分かんない。
カリカリ言わないから静かでいいけどね。
といっても、SSDの大容量のものは、まだお高いので
どうしても別にHDDが必要になります。
HDDをもう一台内蔵してもいいのですが、小型ケースを使っているので配線も面倒くさいし、静かさも損なわれます。
外付けHDDという選択
最近のマザーボードはUSB3.0を搭載しているものが多いので、静かさと手軽さを両立し、さらに速度まで期待できるUSB3.0対応の外付けポータブルHDDを買ってみました。
A-DATAのACH11-640GU3-CBKです。(下は1TB版のやつです)
640GBなのに4000円代とリーズナブルでした。
使ってみると、ほとんど音がせず、静かさは抜群です。
速度はどうなのか
ベンチマークで測ってみました。
せっかくなので、3.5インチ内蔵HDD、SSDなんかも同時に測ります。
ソフトはCristalDiskMark 3.0.2です。
仕方がないですがWindows7とWindows8と混ざってしまいました。なので参考程度に。
今回はいろいろな比較のために以下のディスクを測ってみています。
(1) A-DATA ACH11-640GU3-CBK(640GB 外付けHDD USB3.0)
(2) HGST HDP725050GLA360(500GB 3.5インチ内蔵HDD 7200rpm SATA300 キャッシュ16MB)
(3) WesternDigital WD5000AZRX(500GB 3.5インチ内蔵HDD 7200rpm SATA600 キャッシュ64MB)
(4) PLEXTOR PX-64M2S 64G(64GB SSD SATA600)
(5) A-DATA AS511S3-60GM-C(60GB SSD SATA600)
(6) Crucial RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1(64GB SSD SATA600) ※SATA300接続参考値
ベンチマーク結果
A-DATA CH11-640GU3-CBKのUSB3.0接続
A-DATA CH11-640GU3-CBKのUSB2.0接続
USB2.0とUSB3.0で速度が違うのかを調べてみました。
シーケンシャルアクセス時と512Kのランダムアクセス時にUSB2.0が遅くなってますね。
当たり前ですが、転送速度が高速になると、USB3.0が効いてくるようです。
次にちょっと古めのHDDを測ってみます。
HGST HDP725050GLA360
なんとUSB3.0外付けポータブルより遅いという結果になってしまいました。
このHDD静かでいいんですけど、時代は流れていますね。
では新しめのHDDで。
WesternDigital WD5000AZRX
速い!やっぱり最新のHDDにはかないませんね。
では次に古めのSSDで。
PLEXTOR PX-64M2S
古めのSSDなのでシーケンシャルのWriteは遅めですが、実際に使用する上で体感に効くランダムReadが速い。
HDDからコレに変えると、静かな上にWindowsの起動なんかが本当に速くなります。
次は比較的新しめのSSD。
A-DATA AS511S3-60GM-C
もう全体的に速い!でもSSD同士で変更してもHDD→SSD程には変わりません。
次は参考程度にSATA300接続のSSD。
Crucial RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1
です。
高速ですが、数値で見ると頭打ちになってる感じです。
せっかくなのでグラフ化します。
まずは、シーケンシャルRead/Writeと512KランダムRead/Writeです。
次に、4KランダムRead/Writeです。
グラフにすると、SSDの速さが際立ちますね。
ということでディスクをいろいろ比較して見ました。
これからはUSB3.0とSSDですね。