Intel Core i3-8100とRadeon RX 570のPCの性能について
ステイホームということで、
家で使うパソコンの負荷が高くなってきました。
なので、新たにパソコンを導入しました。
値段だけで選ぶ
CPUはあまり気にしていないのでi3、i5程度ならなんでもいいです。
ただi3、i5といっても、今からSkylake、Kaby Lake世代を選んでもそんなに値段が安くはならないので
Cofee Lakeくらいから選ぶことにします。
グラボはどうする?
家にRadeon RX 570があるためそれを流用しましょう。
これでゲームもそこそこいけるはず。
ベンチマーク
新PCスペック
- CPU:Intel Core i3-8100 3.6GHz 4コア 4スレッド 65W
- メモリ:8GB
- グラフィック:Radeon RX 570 8GB
PCMark 10
PC全体のパフォーマンスを測定するツールとしてPCMark 10を使いました。
比較対象としては、以前計測したRyzen7、i5-8500、i3-7100を登場させています。
上のグラフではオレンジ色が今回のi3-8100となります。
PCMarkの各項目は
Essential:PCの基本性能(アプリ起動速度、ビデオ通話、Webブラウジング)
Productivity:ビジネスアプリケーション性能(表計算、文書作成)
Digital Content Creation:コンテンツ制作における性能(画像編集、レンダリング、動画編集)
となっています。
比較して思ったのですが、
Essential→アプリ起動速度でSSDの性能に引っ張られる
Productivity→シングルスレッド性能?
Digital Content Creation→グラボ性能に引っ張られる
のように感じました。よってPC構成が近くないと比較は難しいですね。
PCのトータル性能を計測するツールなのでそういうものですけど。
ちなみにi5-8500とRyzen7はマザーボードとCPU以外は同じ構成になっています。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
Core i3-8100 + RX 570(1920x1080 最高品質 フルスクリーン DirectX 11)
Core i5-4590 + GTX 1060 3GB(1920x1080 最高品質 フルスクリーン DirectX 11)
Ryzen 7 1700 + GTX 1060 3GB(1920x1080 最高品質 フルスクリーン DirectX 11)
蒼天のイシュガルドベンチマークでは、GTX 1060 3GBの84%程度となっています。
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
Core i3-8100 + RX 570(1920x1080 最高品質 フルスクリーン DirectX 11)
Core i5-4590 + GTX 1060 3GB(1920x1080 最高品質 フルスクリーン DirectX 11)
Ryzen 7 1700 + GTX 1060 3GB(1920x1080 最高品質 フルスクリーン DirectX 11)
紅蓮のリベレーターベンチマークではi5-4590のCPU性能が足を引っ張っているようで
Ryzen 7 1700でないとGTX 1060 3GBをもってしてもRX 570に逆転されてしまいます。
PASSMARKによるCPU Markは
i5-4590が5299
i3-8100が6196
Ryzen 7 1700が14535
次のベンチマークに出てくるi5-6500が5639
となっております。
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
Core i3-8100 + RX 570(1920x1080 最高品質 フルスクリーン)
Core i5-6500 + RX 570(1920x1080 最高品質 フルスクリーン)
【参考】Ryzen 7 + GTX 1660 Ti(1920x1080 最高品質 フルスクリーン)
CPU性能の分だけi5-6500から上がってます。
ファイナルファンタジーXV (FF15) Windows Edition ベンチマーク
Core i3-8100 + RX 570(1920x1080 高品質 フルスクリーン)
Core i5-6500 + RX 570(1920x1080 高品質 フルスクリーン)
【参考】Ryzen 7 + GTX 1660 Ti(1920x1080 高品質 フルスクリーン)
FF15の高品質はRX 570ではちょっと荷が重いようですね。
Far Cry 5 ベンチマーク
1920x1080 フルスクリーン 画質:高 HDテクスチャON
ベンチマークの値は2回実行した平均です。
軽い場面はグラボの性能に引っ張られて、重い場面はCPUの性能に引っ張られている感じですね。
まとめ
かなり値段重視でしたので、グラボも含めて45,000円未満に抑えています。
今どきはCore i3でもかなり使える性能ですね。
これだけの性能ならばよほど重い作業をさせない限り、ゲームも含めそこそこ問題なしです。