AMD Ryzen 5搭載ノートPCの性能はどうなのか
最近ノートPCを新調しました。
デスクトップPCと違って速いのか遅いのか良く分からないので、
比較してみました。
比較するもの
HP Envy X360 ノートPC
- AMD Ryzen 5 3500U 2.1GHz ブースト 3.7GHz
- 4コア 8スレッド
- TDP 15W
- メモリ 8GB
- 内蔵 Radeon Vega 8 Graphics
HPのNVMe M.2 SSDを搭載したかっこいい高性能ノートです。ディスプレイはフルHDです。
HP G6 ノートPC
- AMD A6-9225 2.6GHz 最大3.0GHz
- 2コア 2スレッド
- TDP 15W
- メモリ 8GB
- 内蔵 Radeon R4 Graphics
HPのSATA SSDを搭載したビジネス用ノートです。ディスプレイはフルHDです。
ASUS VivoBook ノートPC
- Intel Core i3-8130U 2.2GHz 最大3.4GHz
- 2コア 4スレッド
- TDP 15W
- メモリ 4GB
- 内蔵 Intel UHD Graphics 620
ASUSのSATA SSDを搭載した家庭用ノートです。ディスプレイはフルHDです。メモリが増やせません。
【参考】小型デスクトップPC
- Intel Core i3-7100 3.9GHz 最大3.4GHz
- 2コア 4スレッド
- TDP 51W
- メモリ 8GB
- 内蔵 Intel HD Graphics 630
ASRockのDeskMiniで作った小型デスクトップです。SATA SSD搭載
PCMark 10
PCの総合的なベンチマークを取るためにPCMark 10を使用してみました。
パソコンの機種名で書いても分かりにくいため、CPU名で記載しています。
Essentials
EssentialsはPCの基本性能を測ります。
App Start-up:アプリケーションの起動速度
Video Conferencing:ビデオ会議の処理性能
Web Browsing:Webブラウジングに関連する処理性能
です。
起動時間に関して言えば、SSDの性能よりCPU性能が効いているっぽいですね。ビデオ会議はグラフィック性能で決まるようです。
Productivity
ProductivityはOfficeのようなビジネスソフトの処理性能を測ります。
Spreadsheets:表計算ソフトでの処理性能
Writing:ワープロソフトでの処理性能
です。
表計算はRyzenが強く、ワープロはIntelが得意のようですね。
Digital Content Creation
Digital Content Creationは映像コンテンツの制作処理の性能を測ります。
Photo Editing:写真編集に関する性能
Rendering and Visualization:3Dグラフィックスのレンダリング性能
Video Editing:動画編集に関する性能
です。
内蔵グラフィックスにも関連する性能ですが、写真と3Dグラフィックは内蔵グラフィックが強いRyzenが圧勝ですね。逆に何故か動画になるとIntel系が強いです。
まとめ
ノートPCは余り拡張できませんので、用途にあったものを購入しましょう。映像関連ならRyzenが良いっぽいです。